秋はお茶イベントが目白押しですよ〜!
という友人のお誘いを受けて、10月14日の
東京大茶会@江戸東京たてもの園に行ってきました。
事前申込制のお茶席は、早々に売り切れ。
なので、当日券が用意されていた「野点」を狙って行ったのですが出発が遅かったので、到着した時には既にキャンセル待ち状態・・・。
午前中は雨模様だったのが、午後から晴れ間が見えてきたので急にお客さんの入りが増えたそう。それにしてもこの人気ぶりは凄い!
他に参加できるお茶席が無いかな〜と探し歩いていたところ、「茶道はじめて体験」なるコーナーを発見!
茶道に触れたことのない方のための茶道教室とのこと。
一緒に行った友人は地元の茶道教室に通っているのですが、私は全くの茶道初心者。記憶が正しければ、自分でお茶を立てたことはこれまで一度もありません。
ということで、これは是非に!と、友人に付き合ってもらってこの体験に参加することにしました。
この日の東京大茶会の会場、「江戸東京たてもの園」は、江戸時代から昭和中期までの文化価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館。
茶道体験の会場は、その中の「吉野家」というお家での開催でした。
江戸時代後期に建てられた民家で、現在の三鷹市の農家さんだったそうです。
(ちなみに読み方は、「よしのや」ではなく「よしのけ」です!)
お1人様からファミリーまで、年齢層も幅広く和やかな雰囲気。
まず、掛軸とお花の説明から始まります。
10月は季節の切り替わりで「残花」といって、お庭の花をあつめて目一杯の花を生けるそう。
沢山の種類のお花が、色とりどり華やかに飾られていました。
季節のお花を生けるだけでなく、時期に合わせてボリュームや雰囲気も変えるのですね!
四季がはっきりしている、日本ならではですね(^^)
お茶をたてる側、お客様側、それぞれの動作をマイクを通して丁寧に説明いただきます。
普段こんな大勢に囲まれることがないということで
とても緊張した様子でした。(40人にも囲まれると当然ですよね!)
そしてここから、いよいよ体験です!
1グループ8名に先生が1名つき、2人ずつペアになり向い合わせで座ります。先生から、一連の流れを順番に説明して頂き、実践です。
まずはお菓子を頂きます。が、教えて貰った通りに動こうとしても、なかなか思うように美しくできません。。
普段、お箸の置き方なんてそれ程気にしていないので、日頃の所作がここで出るんだな〜と反省。
そして、セットされたお茶と茶筅が出てきます。まずはお手本を見せてもらいたくて、友人からお茶を立ててもらいました。
流石の腕前!写真におさまらない程に素早い手の動き。写真がブレブレです(笑)
因みにこの日は裏千家でした。
友人も裏千家なのですが、細かいところで動作が違ったようで色々とチェックしながら教えてくれました◎
個人的には、茶道といえば「赤い袱紗」のイメージはあったのですが、その用途が「道具を清めるため」ということを初めて知り先人達の「茶」への想いを感じることが出来た1日でした。
益々お茶の世界に興味が湧き、まずは自宅で、自分でお茶を立てて飲むことから初めてみようかなと思い、友人が持っている茶筅を譲って貰うことになりました(笑)
日本文化への興味が尽きません(^^)