日本刺繍 紅会様の作品を手法なども交えご紹介させていただきます。絹糸の光沢と手仕事の素晴らしさを楽しんでいただけますと幸いです。 |
梅雨の時期は気分が晴れませんが、紫陽花を見るとそんな気分も少し晴れやかになってきます。
アジサイの名古屋帯
生地色違いの絽の名古屋帯を2点ご紹介します。梅雨空に咲く花と、雨の薄暗い中に咲く花のようです。
日本刺繍の技法
どちらもぬい方は同じで、外側の装飾花(大きな花びらのよう)は、”さしぬい”です。中心に集まっている両性花(小さな蕾のよう)は、”ぬきぬい”をして、回りは”さがらぬい”になっています。
葉は、”菅ぬい”と”ぬき地引き”で、絽の目で空けたりしています。平金銀を使って華やかさを加えています。
※” ”で括ってある文字は日本刺繍の技法です。詳細は以下のページでご確認する事ができます。
日本刺繍の技法(日本刺繍 紅会より)
https://www.kurenai-kai.jp/jpembroidery/technique.html
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同じアジサイでも、生地の色、絹糸の色でずいぶん雰囲気が違うものです。紫地の帯はよく見ると葉に露が縫われており、雨の季節を楽しくしてくれます。
現在、東京国立博物館で特別展「きものKIMONO」が開催されており、日本刺繍も堪能する事ができます。
日本刺繍 紅会のご紹介
日本刺繍 紅会 https://www.kurenai-kai.jp/ 紅会では、東京・大阪・名古屋、そして本部のある千葉県東金市の4地区にて日本刺繍教室を開催しています。また、教室見学や無料の日本刺繍体験も開催されています。詳細は公式ページでご確認ください。 |