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話題のZoom茶会を実践!(第弐話)

話題のZoom茶会を実践!(第弐話)

先日、JCbaseのお仲間とともに、一般社団法人日本伝統文化協会副会長の青木美枝氏にお招き頂き、Zoom茶会に参加して参りました。前回、当方にて亭主をつとめさせて頂いたアンサーとして、もちろんZoom茶会では初となるお正客をつとめさせて頂きました。

定刻にZoomにサインイン(席入り)すると、点前座がお次客と三客の中間である2.5客くらいからのアングルで目に入ってきました。

ご亭主のご配慮でお庭の草花が見えるのも素敵で、お床にある初夏のお花と、「喫茶去」のお軸を際立てます。

ご亭主と各お客様との挨拶が終わると、いよいよお点前スタートです。

今回は、色紙箱を使ったお点前でした。色紙箱とは、茶箱の一種で、倹飩式の箱の蓋が色紙ほどの大きさであるところからの名称で、中には仕切り・引出しがあって茶具一式納められます。素材は桐木地が多く、桑や唐木もあります。色紙箱を覆う袋も素敵です。

お点前中にも、お道具拝見の無茶振りを差し上げ(笑)、その都度、ご亭主にカメラに近寄ってきて頂き、お道具を様々な角度で拝見させて頂けるというありがたいお心遣いも頂戴しました。

お点前が終わると、予め用意したお菓子を自服で頂きました。

終了後のトークでは、会議のプレゼンターとファシリテーターは茶道の点前と半東と共通するところがあるので面白いね、という話になったり、また、使用するスマホの特徴や撮影確度で見え方も違い、お茶をきっかけにした多様な話で盛り上がりました。

ご亭主、各お客様の流派が違うこともあり、物珍しさも相まって多くの学びを得ることが出来た時間となりました。貴重な機会を下さった一般社団法人日本伝統文化協会、JCbaseの皆さま方に重ねて御礼申し上げます。

書いた人

シロー
冬木喜平次を超絶リスペクトする流離のUrasenker。
zSpaceを活用した大名物級お茶碗のVR展示を国内外の有名美術館に浸透させるべく活動中。
趣味は蹴球で、ポジションはDFならどこでも対応可能なユーティリティー性も持つ。
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