伝統文化に関わる様々な組みをされている個人や団体をゲストに、活動や思いを伺うJCbase Liveトーク。今回のゲストは、シテ方宝生流二十代宗家の宝生和英さま。
600年以上の歴史を誇る宝生流宗家として、能舞台に上がるのは勿論のこと、文化庁文化交流使など伝統文化を発信する活動にも取り組んでこられました。長い歴史のなかで、能楽の本質とその時代において求められることの両面をどのように両立してきたのか。現代の言葉でいえば、いわゆるブランディングやマーケティングといえる努力がなされてきたからこそ、今に続く伝統なのではないでしょうか。お話から、伝統を次世代につないでいく思いに迫っていきます。
能楽の宗家としての活動に興味がある方のみならず、ビジネスでブランディングやマーケティングを考えている皆様にとっても気付きのあるお話しが伺えるのではないかと思います。ぜひLiveトークをご視聴ください。オープンに募集しておりますので拡散歓迎です!
トークゲスト
宝生 和英(ほうしょう かずふさ)
宝生英照(シテ方宝生流)の長男。19代宗家宝生英照に師事。初舞台「西王母」子方(1991年)。初シテ「祝言 岩船」(1995年)。「石橋」(1998年)、「道成寺」(2007年)、「乱」(2007年)、「翁」(2008年)を披演。一子相伝曲「双調之舞」「延年之舞」「懺法」を披く。
伝統的な公演に重きを置く一方、異流競演や復曲なども行う。また、公演活動のほか、マネジメント業務も行う。海外ではイタリア、香港を中心に文化交流事業を手がける。2008年東京藝術大学アカンサス音楽賞受賞、2019年第40回松尾芸能賞新人賞受賞。
これまでのトークシリーズ
- 遠州茶道宗家13世家元次女 小堀 宗翔さま
- (株)Umewaka International 梅若 幸子さま
- 上田宗箇流 上田 宗篁さま
- 有職組紐道明 道明 葵一郎さま
- 日本刺繍紅会 高橋 信枝さま
- 錦の伝統織物作家 龍村 周さま