New Yorkで活躍中のJapanese Tea Master 長野佳嗣氏の活動を紹介するChanoyuコラムです。日本を離れ、現代的な感性や表現を取り入れた茶の文化をお届けします! ※オリジナルが英語のため一部英語のまま表記しています。 |
New York Tea Ceremony
2019年7月19日(金)にGlobus Washitsu (889ブロードウェイ)で “Nippon Cha Samurai Tea Ceremony” が開催されました。
Globus Wahitsu: http://nycwashitsu.com
会場はマンハッタンのGlobus Washitsu「憩翠庵(けいすいあん)」で、日本の伝統的な茶室を元にビルの一室を改装した空間です。ニューヨークに来てから初めてのお茶会で、日本と違って道具の収集に苦労が多かったようですが様々な方々の協力のおかげで無事にお茶会が開催されました。
“Samurai Tea Ceremony”
このお茶会では亭主の長野氏を含む、着物と袴を身につけた3名の男性が特徴となっています。いかにも武家茶道という雰囲気が感じられますね。
The flower vase(花入)
今回使用した”花入”は日本の古民家の雨樋らしくいつもより少し高い位置に掛けられています。
長野氏の最新活動情報は、こちらのWebページをご覧ください。 オンラインで世界に向けて発信する取り組みも行われています。
長野 佳嗣(Nagano Yoshitsugu) 茶道家 武家茶道上田宗箇流 正教授 伝統的な茶道を習得する一方で、茶の湯に現代的な感性や表現を取り入れたスタイルを確立。 2019からは拠点をニューヨークに移し活動している。 主な活動に広島被爆70周年記念事業 平和記念公園茶会(2015年)、White Scape 茶会(2017年)など。 https://www.y-nagano.jp/ |