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習い事の枝 ~2nd:ヘンタイかな? ~

習い事の枝 ~2nd:ヘンタイかな? ~

おそらく、私が最初に始めた日本文化の習い事は「書道」だったと思います。
幼稚園の頃よくわからないまま母に連れられ近くの書道教室に通っていた記憶があります。その母が先日、小学校1年生の時に金賞をいただいた書を出してくれました。自分で言ってしまいますがすごく上手!
ご想像通り、先生が私の小さな手を取り一緒に書いてくれた作品を出品したそうです。なんとなく惰性で中学生くらいまで続けていた書道ですが、今では通わせてもらった事に感謝しています。

さて、書道と言ってもいろいろな書体がありますが、私の母は変体仮名を習っていました。ヘンタイ?と思われるかもしれませんが、字のごとく変わった体(てい)のかなです。この頃から私は母の書く字が読めなくなりました。他の方は「まぁ、達筆ですねぇ」と褒めていたようでしたが学生の私には全く理解できませんでした。しかし、今では母と一緒にかなの辞書を引っ張りだして書の解読を楽しむ様になり、良い習い事をしたと思っています。

冒頭の写真は古今和歌集の和歌の一部を写したもので「小倉山 ふもとの里に 木の葉 ちれば」と書いてあります。実際は「越久良山 不毛止乃左登二 木乃八 知礼者」の漢字が崩されたものと思います。さて、どんな風景を思い浮かべましたか?
こんな景色を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、下の句を読むとまた違った風景を思い浮かべる事と思います。気になったら調べてみてくださいね。

字の上達はたくさん書く事だと言われました。分かってはいるものの、今の私はITを駆使することを得意としているため、本当に字が下手になりました。それでも、書は楽しめます!それぞれ好きな書体や、特定の人の書く字が好きなどあると思います。書には興味ないと思わず、美術館などで好きだなぁという書を見つけて楽しんではいかがでしょうか。

最後に余談を少し。もしかしたらこの記事を見て、筆ペンを持ってみようと思う方もいらっしゃるかもしれません。その際は、間違っても横書きで文字を書かないでください。縦書きの1.5倍増しで下手な文字に仕上がってしまいます。筆を持った際は、縦書きで書く様に気を付けてくださいね。

書いた人

MAO
日本文化大好きリケジョ。
武家茶道上田宗箇流、仕覆制作、飾り紐、組紐などの手習いや自宅のベランダで茶花を育てる。
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