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旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌 愛知県 額田郡 瑞雲山本光寺

旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌 愛知県 額田郡 瑞雲山本光寺

文化財・社寺修復を手掛ける塗師の旅がらすによるコラム長期連載です。シリーズタイトルは「旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌~」。様々な季節、日本各地の街並みを探訪、古の遺構にも目を向け、社寺修復塗師ならではの視点で綴っていきます。肩の力を抜いてお楽しみいただければ幸いです。

深溝(ふこうず)松平家の祈願所として開山された瑞雲山本光寺。後に当家が転封により肥前島原藩へ移ってからも、歴代藩主の遺体は菩提寺であるこの地に運ばれ埋葬された。

あじさいの里の賑やかな様相とはまた違い、この時期ひっそりと紫陽花を堪能するなら、ここだろう。紫陽花もやはり、歴史ある建物や石畳があってこそ、一層情緒が増す。遠く鎌倉は明月院の石段へと思いを馳せていた。

それもそのはず、この紫陽花はかつて明月院より譲り受けた株だとニュースで耳にし納得した。

明月院

明月院(めいげついん)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院。
アジサイの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がある。(Wikipediaより)
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