JCbase

日本伝統文化の発信基地

旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌 愛知県 新城市

旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌 愛知県 新城市

文化財・社寺修復を手掛ける塗師の旅がらすによるコラム長期連載です。シリーズタイトルは「旅がらすの日曜日 ~社寺修復塗師の街並み散策日誌~」。様々な季節、日本各地の街並みを探訪、古の遺構にも目を向け、社寺修復塗師ならではの視点で綴っていきます。肩の力を抜いてお楽しみいただければ幸いです。

愛知県新城市、四谷の千枚田へ。鞍掛山中腹から湧き出る清水は、大雨が降っても濁ることがなく、涸れることなくこの棚田を潤し続けてきました。

かつて、長梅雨と台風の影響で山崩れが起き、沢沿いの棚田はすべて崩壊してしまいました。五年の歳月をかけ、転石を積み上げ、再興したのが、この頑強な石積みの棚田です。

先人達が努力で繋いだ貴重な財産を、地元の農家の方達が今も守り続けています。あと半月もすれば、黄金色の稲穂がたわわに実りそうです。

棚田

棚田(たなだ)とは、傾斜地にある稲作地のこと。傾斜がきつく耕作単位が狭い状態において、水平に保たれた田が規則的に集積し、それらが一望の下にある場合は千枚田(せんまいだ)とも呼ばれる。(Wikipediaより)
Return Top